2014.4.23

子どもが辛いときを過ごしているとき

親はどうしたらよいのだろうか。

子どもと一緒になってその原因に憤慨し、

攻撃するのが正しい選択なのだろうか。

自分は子どもはいないが、

いろんな子どもたちに接するにつれ

そんなことを考える。

そして自分はそうは思わない。

子どもを親の感情で導くことは私物化である。

親が子を私物化してどこが悪いという人がいるかもしれないが

子どももひとつの人格である。

だから親とて、けして子どもを私物化してはいけないと思うのだ。

子どもは社会の財産。

けしてひとりの親だけのものではない。

そして大人たちは、子どもがそれにどう対処してゆくか、

見守ることしかできないのだ。

そんなとき、

彼の言葉を思い出す。

たとえ親であっても、
子どもの心の痛みさえ本当に分かち合うことはできないのではないか。
ただひとつできることは、
いつまでも見守ってあげるということだけだ。
その限界を知ったとき、
なぜかたまらなく子どもが愛おしくなってくる。

星野道夫



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