ジャズダンス考 第77回

よくバレリーナのイメージで引き合いに出されるものとして

美しいアームスがあります。

そして、その先に続くしなやかな指先、

さらに言うと、ピンと張った人差し指が

イメージしやすく真似されやすいものとしてあるのですが

これには大きな逆説的な間違いがあります。

自分の理論では腕から続くアームスのラインは薬指に直結し

さらにその先へ仮想のアームスとして伸びているのです。

つまり意識の中心は薬指であって、

人差し指ではない。

どういうことかというと

多くの人が描くバレリーナの指先のイメージは

薬指が意識されることで結果として人差し指が外側に「取り残されている」のであって、

人差し指を「ピンと外に張っている」のではないということなのです。

(中指は薬指のサポートとして若干内側に入ってくる)

よくバレエ以外のジャンル(もしくはバレリーナの中にも?)のダンサーの指先に

違和感があるのはたいがいこのせいで、

意識の中心を取り違えているということになります。

他の指と違って薬指だけが交感神経につながっていること、

人間の5本の指の中で一番はじめに形成されるのが薬指だということからも

薬指が特別な指と言うことが分かると思います。

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